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ファネルレポート

ファネルレポートの使い方

このドキュメントでは、左メニューの ファネルレポート でファネルを構成し、結果を読み解く方法を説明します。左側の設定パネルでステップと条件を決めて 実行 を押すと、右側にチャートと表が表示されます。

1. 期間の設定

左側の設定パネル最上部の 期間 で、分析する区間を指定します。

項目説明
プリセット昨日、過去 7 日間、過去 14 日間、過去 28 日間、過去 30 日間、過去 90 日間 からすばやく選択できます。
任意の指定開始日・終了日をカレンダーから直接選択します。最大 366 日まで指定できます。

期間を長く取りすぎると性質の異なる区間が混ざり、コンバージョン率が薄まることがあります。キャンペーン期間や直近 7〜30 日のように、意味のある区間を選ぶことをおすすめします。

2. 集計単位

集計単位 は、コンバージョン・離脱を何を単位として数えるかを決めます。現在は デバイス 単位で集計されます。

3. ファネルステップの定義

ファネルステップ で、分析するイベントの段階を順番に追加します。1 つのステップは 1 つのイベントに対応し、最大 20 個まで追加できます。

操作説明
ステップを追加ステップを追加 ボタンを押し、イベント一覧から選択します。推奨・標準イベントと組織のカスタムイベントが一緒に表示され、検索もできます。
順序の変更各ステップ左側のハンドルをドラッグして順序を入れ替えます。順序を変えると、ステップ番号は自動で振り直されます。
ステップのコピーステップのコピーアイコンを押すと、同じイベントのステップがすぐ下に追加されます。
ステップの削除ステップの X アイコンで削除します。
パラメータフィルターステップの下の フィルターを追加 で、イベントパラメータの条件を設定できます。例:特定の画面・商品の値だけをそのステップとして扱う。同じイベントでもパラメータ値で区別し、複数のステップに使えます。

ステップ設計のヒント:

  • 実際のコンバージョン分析のため、通常は 2 つ以上のステップで構成します。
  • 「広い入口 → 狭いコンバージョン」の順に配置します(例:流入 → 閲覧 → 購入)。
  • 後続のステップは、直前のステップより後、かつコンバージョンウィンドウ内に発生したものだけがカウントされます。

よく構成されたファネルの例

段階イベント意味
1view_item商品詳細の閲覧
2add_to_cartカートに追加
3begin_checkout決済の開始
4purchase購入完了

4. セグメントの選択

セグメント で、結果をセグメントごとに分けて比較できます。最大 3 つまで選択できます。

操作説明
セグメントを追加セグメントを追加 ボタンで既存のセグメントを選択します。一覧上部の 新しいセグメントを作成 から、その場でセグメントを作ることもできます。
順序の変更ハンドルをドラッグして比較の順序を入れ替えます。チャート・表はこの順序で表示されます。
削除X アイコンで選択を解除します。

セグメントを選択しない場合は、全ユーザーを対象とした単一のファネルだけが表示されます。セグメントを選択すると、チャートの棒がセグメントごとに並んで表示され、表はステップごとにセグメントの行に分かれます。

セグメント別の比較例:

比較インサイト
iOS vs Androidデバイス別のコンバージョン率の差から、UI・パフォーマンスの問題を点検します。
年齢・性別グループ主要ターゲット層の離脱区間を把握します。
特定の行動をしたグループキャンペーン経由のグループと一般のグループのコンバージョンの流れを比較します。

セグメント別に比較する際、母数(コホートの規模)が小さすぎると比率が歪むことがあります。十分なデータが蓄積された区間で比較してください。

5. コンバージョンウィンドウ(コンバージョン期間)の設定

コンバージョンウィンドウ は、最初のステップの後、以降のステップを完了したとみなす最大期間です。

項目説明
プリセット1、7、30、60、90、175 日から選択します。
直接入力1 日から 180 日まで直接入力できます。

デフォルト値は 7 日です。即時性の高い行動(例:すばやい会員登録)は短く、検討期間の長い購入ジャーニーは長く設定するのがおすすめです。コンバージョンウィンドウの外で遅れて発生した段階はコンバージョンとして数えないため、ユーザーの実際のジャーニーの長さに合わせて設定してください。

6. 実行とリセット

設定パネル上部のボタンで照会を操作します。

ボタン動作
実行現在の設定でチャートと表を照会します。ステップが空の場合や、イベントが選択されていないステップがある場合は実行されません。
リセット期間・ステップ・セグメント・コンバージョンウィンドウをデフォルト値に戻します。

7. ファネルの保存と読み込み

よく見るファネルは保存しておき、あとから読み込めます。

操作説明
保存上部ヘッダーの名前入力欄にファネル名を入力し、保存 を押します。名前が空の場合や、イベントが選択されていないステップがある場合は保存されません。
読み込みヘッダーの 保存済みファネル 一覧から選択すると、その設定ですぐにチャートが照会されます。一覧は名前で検索できます。
削除保存済みファネル 一覧で、項目の X アイコンから削除します。
新規ファネル保存済みファネル 一覧下部の + 新規ファネル から、空の設定で新しく始めます。

保存したファネルは /funnel-report/{id} 形式のアドレスを持つため、同じ組織のメンバーとリンクで共有できます。

8. CSV ダウンロード

チャートが照会された状態でヘッダーの CSV をダウンロード ボタンを押すと、表の内容をそのまま CSV でダウンロードできます。段階、イベント名、イベント数、第 1 段階に対する割合、Step 完了率、離脱、離脱率の列が含まれます。照会されたデータがない場合、ボタンは無効になります。

9. 結果の読み方

チャートと表を合わせて見ながら、どの区間でユーザーが抜けているかを探します。

読み方説明
最初の離脱区間を探す最終コンバージョン率だけを見るのではなく、Step 完了率が最初に大きく落ち込む区間をまず確認します。
Step 完了率 vs 第 1 段階に対する割合Step 完了率は直前のステップに対する割合、% of Step 1 は全体の起点に対する割合です。2 つの値を合わせて見ると、累積の離脱を正確に把握できます。
セグメント比較同じステップでセグメント別のコンバージョン率を比較し、特定のグループだけ離脱が大きくないかを確認します。
母数の確認コンバージョン率(%)が高く見えても、到達数(イベント数)が少なすぎると信頼しにくくなります。

離脱区間別の改善方針の例

兆候解釈対応
1→2 段階で急激に離脱流入直後に興味を引けていない最初の画面・バナーのメッセージを改善
中間ステップの離脱が増加閲覧・検討の過程での摩擦画面の簡素化、案内の追加
最後の手前での離脱が多い決済・会員登録の段階での抵抗かんたん決済、追加インセンティブ
特定のセグメントだけ離脱そのグループの UX・言語の問題グループ別の A/B テスト

10. イベントデータの確認

ファネルに使うイベント名が実際に収集されているか、タイプミスや漏れがないかを確認するには、左メニュー イベント のリアルタイムログで元のイベントを直接照会できます。離脱の大きいステップの直前・直後にどのようなイベントが発生しているかを見ると、改善の手がかりを見つけるのに役立ちます。

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